NFTは儲からないの? 副業で考えてたんだけど…
このような疑問にお答えします。
結論から言うと、儲かるコツを押さえればNFTは儲かります。
以下は僕の保有するNFTコレクション、「CNPJ」の購入画面。
約200円で購入したNFTが、現在約27,000円となっています。(135倍!)
上記は転売の例ですが、投資や販売も「儲からない理由」を潰せばNFTで十分稼げます。
前半ではクリエイター、投資や転売する人目線で「儲からない理由」を解説し、後半では「NFTで儲けるコツ」を紹介。
この記事を読めば、NFTでしっかり儲けられるようになりますよ!
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クリエイター編|NFTが儲からない理由
はじめに、クリエイターのNFTで儲からない理由を解説します。
- NFTアートの買い手が少ない
- ライバルが多い
- 作るだけでは売れない
- トレンドからずれている
- ロイヤリティ収入が大幅減
NFTアートの買い手が少ない
日本ではNFTアートの購入者はかなり少ないです。
国内NFT購入者数推定(PFP系)
— 全力まん NFT (@zenryoku_eth) December 23, 2022
✅約16000名
👇国内PFP系ジェネラティブ39コレクションから全Walletを抽出。Walletの重複を削除し、重複なしWallet数(32,764wallet)を算出。重複なしWallet数から1人 2 walletとして人数を計算 pic.twitter.com/zSqUZIICY8
日本の人口が約1億2,500万人ですから、割合は0.012%(1万人に1人)
小さな市町村であれば2〜3人いるかどうか、という規模になります。
伸びしろの多い成長産業とも言える
ライバルが多い
国内のNFT購入者は少ない一方、NFTコレクションは毎日のように誕生しています。
「NFTRANKING.JP」によると、日本のNFTコレクション数は3,685(2023年3月)
需要に対し供給が多すぎるのが現状です。
2022年からは企業も参入するようになり、今後さらにライバルは増えるでしょう。
作るだけでは売れない
NFTアートを作るだけでは売れません。
というのも、世間に認知されなければ「買うかどうか」の判断すらされないから。
重要なのは「マーケティング(販促)」、売るための戦略が必要になります。
そのため、XやDiscordの運用は必要不可欠。作品作り以外にもやることは多いです。
「NFTを作る人」と「セールス担当」を分けるコレクションも多い
トレンドからずれている
自分の好きな絵を描いただけでは売れません。
なぜなら、NFTアートにも流行り廃りがあるからです。
- SNSのアイコンにしやすい
- ジェネラティブNFT
- 親しみやすい
- ドット絵
- GIF絵
たとえあなたが有名人でも、トレンドを無視したNFTアートは売れません。
その時のトレンドを捉え、柔軟に作品作りしていく必要があります。
現在、どんなNFTアートが売れているか調べるには、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」のランキングを見るといいですよ。
ロイヤリティ収入が大幅減
NFTは転売される度に、NFT作成者へロイヤリティ収入(印税)が支払われます。
つまり、購入者が転売するほどクリエイターも儲かるというわけです。
しかし、今後ロイヤリティ収入がなくなるかもしれません。
2023年2月18日、OpenSeaより方針変更が発表されました。
We’re making some big changes today:
— OpenSea (@opensea) February 17, 2023
1) OpenSea fee → 0% for a limited time
2) Moving to optional creator earnings (0.5% min) for all collections without on-chain enforcement (old & new)
3) Marketplaces with the same policies will not be blocked by the operator filter
- 期間限定でOpenSea利用手数料が2.5%→0%に
- 一部のNFTコレクションでロイヤリティ収入の料率を選択式に
(2次流通の出品側が0.5%以上で指定可能) - 他のマーケットプレイスのブロックを解除
これは利用手数料が0%の競合マーケットプレイス、「Blur」に対抗した施策。
現状、2022年11月8日以前のオンチェーンツールを使用していないNFTコレクションは、ロイヤリティが0.5%になっています。
オンチェーンツールは、OpenSeaが昨年11月に導入したもので、NFTクリエイターがロイヤリティを徴収するためのもの。クリエイターは、このツールを使用すればロイヤリティ支払いを強制することができる。クリエイターは、このツールを使うか使わないか自分で選べる仕組みだ。
OpenSea、3つの方針転換発表 競合Blurなどの台頭受けて
これからNFTコレクションを立ち上げる方は、今のところ0%〜10%でロイヤリティ収入を設定できます。
ですが、OpenSeaとBlurの手数料をめぐる攻防は決着しておらず、今後どうなるか不明瞭です。
投資・転売編|NFTが儲からない理由
続いて、NFT投資や転売する人が儲からない理由を見ていきましょう。
- AL(アローリスト)が入手しにくい
- 情報を追うのが大変
- 詐欺・盗難リスク
- ガス代(手数料)が高い
- 価値が下がる可能性
AL(アローリスト)が入手しにくい
AL(アローリスト)とはNFTの優先購入権のこと。
入手できれば、一般販売前のプレセール(事前販売)でNFTを格安購入できます。
しかし、ALを入手するにはNFTプロジェクトの出す条件をクリアする必要が。
また「特定のNFT作品のホルダー」のみに配布されるALもあります。
ALの獲得条件は何なのか、情報収集が鍵です。
情報を追うのが大変
NFTの情報を追うだけでヘトヘトになります。
というのも、毎月、数十件以上のNFTプロジェクトが誕生しては消えていくから。
数多あるNFTプロジェクトの中から、将来有望な作品を探し当てるのは容易ではありません。
NFT投資で儲けるのであれば、SNSやDiscordなどでアンテナを張り、日々、情報収集する必要があります。
詐欺・盗難リスク
NFTは詐欺や盗難が非常に多いです。
とくに多いのが、「ウォレットの中身を引き抜いてOK」という許可を詐欺師に与えてしまう事例。
⚠️詐欺ゼロ運動⚠️
— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) October 7, 2022
メタマスクで『SetApprovalForAll』のしたに警告文が表示されるようになりました‼️SetApprovalForAllとは相手にウォレットからNFTを抜いてOKという許可を与えるものです。NFT購入時やフリーミントサイトで表示されることはありません‼️あやしいときは『拒否』ボタンをクリックです🙌 pic.twitter.com/xSFLtKp47p
上記のように、詐欺師は巧妙な手口であなたのNFTや仮想通貨を盗もうとしてきます。
初心者だけでなくベテランが被害に遭うことも。
NFTを取り扱うなかで少しでも怪しいと感じたら、公式情報で確認しましょう。
ガス代(手数料)が高い
ガス代はブロックチェーンを利用する手数料のようなもの。
NFTを売買する度に発生します。
金額は売買するときの利用者数によって変動。
数百円〜数千円、高いときは1万円以上になることもあります。
たとえ数百円でも売買する度に発生するため、金額もバカになりません。
「Ethereum Gas Charts」でガス代を確認し、少しでも安い時間帯に売買しましょう。
価値が下がる可能性
NFT作品は保有しているだけで価値が下がることもあります。
なぜなら、イーサリアム(ETH)など仮想通貨の価格と連動しているから。
仮想通貨の価格は変動が激しいです。
1ETH(約20万円)のNFT作品の価格が、明日には0.5ETH(約10万円)になることも。
NFTを売買する前にイーサリアムの価格は確認した方がいいですね。
NFTで儲けるコツ5つ
NFTで儲けるコツは5つです。
- AL(アローリスト)を入手する
- 活気あるコミュニティの作品を買う
- ガチホする
- NFTコレクションを立ち上げる
- 投資や転売、販売以外で稼ぐ
AL(アローリスト)を入手する
前述のとおり、AL(アローリスト)は優先購入権のこと。
ALを入手すればNFTを格安で購入できます。
そして、格安で購入したNFT作品をOpenSeaで販売することで、大きな利益をあげられるというわけです。
活気あるコミュニティの作品を買う
活気あるコミュニティのNFT作品を買いましょう。
なぜなら、コミュニティの活気はNFTコレクションの強さを表しているから。
「コミュニティが強い=ファンが多い」
つまり、作品を手放す人も少なく価格も上がりやすいのです。
現在、もっとも強いNFTコミュニティといえば「Ninja DAO」
参加人数は16,000人を超え、いまなお増え続けています。
コミュニティが盛り上がり続ければ、作品の価値も上がり続けるでしょう。
ガチホする
ガチホとは、ガチ(本気)でホールド(握る)するの略語で、仮想通貨の投資用語。
一部のNFTコレクションではガチホが推奨されています。
- 最低価格が上昇しNFTコレクション全体の価値が向上
- 将来、大きなリターンを得られる可能性
- 新たなNFTコレクションのALをもらえることも
上記のように、ガチホすることで得られるメリットは大きいです。
「いくら儲けたいか」によりますが、目安として3万円以上の儲けを出したいのであればガチホをおすすめします。
NFTコレクションを立ち上げる
NFTコレクションを立ち上げるのも有効。
作品の販売、ロイヤリティ収入(印税のようなもの)で稼ぐオーソドックスな手法になります。
前述した「儲からない理由」を潰し、活気あるコミュニティを作り上げていくイメージです。
- マーケティング(販促)に力を入れる
- 事前に市場調査を十分に行う
- ロイヤリティ収入以外の収益方法も用意する
一度のチャレンジでうまくいく人はいません。
改善を繰り返し、粘り強く運営した先に成功があります。
投資や転売、販売以外で稼ぐ
NFTは投資や転売、販売以外にも稼ぐ方法があります。
- コミュニティ(DAO)で活動
- NFTゲーム(X to earn)
- ブログ
- SNSやYouTuberで情報発信
- ライター
どの方法が自分に合うかはやってみないとわかりません。
初期費用もさほどかからないので、気になることから始めるといいですよ。
個人的にはブログがおすすめ。実際、僕も稼いでるし始めやすいからね
よくある質問
最後によくある質問をまとめておきます。
NFTで儲かったら税金はかかる?
NFT作品の販売や転売で得た収益は「雑所得」「事業所得」「譲渡所得」に区分され、課税対象です。
会社員の方は年間20万円以上の利益がでた場合、確定申告が必要になります。
(注)NFTやFTの譲渡が、営利を目的として継続的に行われている場合は、譲渡所得ではなく、雑所得または事業所得に区分されます。
NFTやFTを用いた取引を行った場合の課税関係
2022年4月に国税庁が「NFTのタックスアンサー」を公表したので一読しましょう。
NFT購入時の手数料を節約するには?
NFT購入時の手数料を節約するには、仮想通貨イーサリアム(ETH)を「販売所」ではなく「取引所」で買うことです。
なぜなら、「販売所」の手数料が高いから。
手数料は少額かもしれませんが、積み重なると大きな金額を損します。
ちなみに、コインチェックの取引所はETHの取り扱いはありません。
ビットフライヤーやGMOコインを利用しましょう。
NFTの情報収集はどうすればいい?
NFTの情報収集はXやDiscordが一番。
Xであれば、NFTの情報発信をしているアカウントを複数フォローするといいですよ。
また有料コミュニティに参加するのも有効。
NFTや仮想通貨ジャンルといえば、イケハヤさんの「ICL」は有名ですね。
NFTで儲けるためには情報が命。
まずは、すぐできるXで情報収集しましょう。
まとめ:NFTが「儲からない」と言われる5つの理由
今回は、NFTが「儲からない」と言われる理由をクリエイター、購入者目線からまとめました。
市場が小さい割にライバルも多く、トレンドを掴むのも大変なので簡単には儲かりません。
しかし、コツを押さえれば稼げるのも事実。
今後、大きく発展することを考えると、いまから参入しても先行者優位に立てます。
興味のある方は、まずNFTの購入から始めてみてはいかがでしょうか。
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