
NFTアートを買いたいけど詐欺が心配…どうすればいいの?
このような悩みを解決します。
NFT詐欺にあわないためのポイントは以下のとおり。
- 英文は翻訳
- ウォレットは分ける
- 端末を分ける
- シークレットリカバリーフレーズは教えない
上記4点に注意するだけで、NFT詐欺にあう確率をグンと減らせます。
はじめに、「NFTの詐欺事例と対策」を紹介し、次に「NFT詐欺にあわないためのポイント」を解説。
この記事を読めば、詐欺を心配せずNFTの世界を楽しめるようになりますよ!


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NFTの詐欺事例8つと対策方法
それでは、NFTの詐欺事例8つと対策方法を解説します。
- 検索結果に偽サイト表示
- X・InstagramでDMが届く
- DiscordでDMが届く
- 偽コレクション
- 詐欺目的のプロジェクト
- 仕事依頼から偽サイトへ誘導
- 見知らぬNFTが送られてくる
- フリーWi-Fiからハッキング
検索結果に偽サイト表示
Googleやyahoo検索1位に偽サイトが表示されることがあります。
というのも、広告料を支払えば上位表示できるから。


偽サイトにアクセスするとウォレットがハッキングされ、仮想通貨やNFTが盗まれる可能性が高いです。
対策方法
- 正しいURLからアクセス
- 正式なURLをブックマーク
公式サイトへは正式なURLからアクセスしましょう。
「公式X」や「公式Discord」に掲載されているURLだと安心です。
X・InstagramでDMが届く
XやInstagramで詐欺師からDMが届きます。
インスタでNFTアート詐欺にあった話。
— 兎月メイ@漫画家・動画クリエイター (@UsazukiMay) March 19, 2023
(1/9) pic.twitter.com/CtDNdp5J28
まとめ
- 突然インド人女性からDM
- インド人「あなたの絵を1枚15,000ドル(約200万円)で売って」
- 「NFTで売ってほしいから「〇〇マーケットプレイスでアカウント作って」
- 投稿者は詐欺と気付き事なきを得る
「〇〇マーケットプレイス」が詐欺サイトとなっており、アクセスするとウォレットがハッキングされ仮想通貨やNFTを盗まれます。



リプライも注意
対策方法
Xの通知設定を変更し、見知らぬDMが届かないようにしましょう。
設定とプライバシー→通知




フィルター→ミュートしている通知




メールアドレスが未認証のアカウントをオン。


「メールアドレスが未認証のアカウント」をオンにすれば、詐欺アカウントからのDMは届かなくなります。
DiscordでDMが届く
NFTプロジェクトで利用されるチャットツール、「Discord」でも詐欺師からDMが届きます。


偽サイトへアクセスすると、ウォレット内の仮想通貨やNFTが盗まれてしまいます。
対策方法
Discordの通知設定を変更し、見知らぬDMが届かないようにしましょう。
Discordアプリ→アイコンマーク→プライバシー・安全


【DMスパムフィルター】→全てのダイレクトメッセージに対してフィルターする


これで詐欺師からのDMは届かなくなります。
スマホ画面で解説しましたが、PCでもやり方は同じです。
偽コレクション
OpenSeaなどマーケットプレイスでは、有名NFTを丸パクリした偽コレクションも存在します。


画像はすべてコピペされているので、見た目だけで判断するのはむずかしいです。
対策方法
公式のみに付与される「青いチェックマーク」が付いているか確認しましょう。


ただし公式だとしても、公開直後はチェックマークが付きません。
公式サイト・Xに記載されているURLから販売ページにアクセスするといいですよ。
詐欺目的のプロジェクト
集めた資金を持ち逃げする、詐欺目的のプロジェクトにもご注意を。(通称:ラグプル)
#CNP と同時期にリリースしていたYAMATOが消えた……。
— 🍺 ikehaya (@IHayato) September 20, 2022
4000万円ほどの初期売上は、実質的に持ち逃げ的な状況に。こういうソフトラグも増えていくでしょうね。 https://t.co/qVic3mfTUr
ラグプルは「ハードラグ」「ソフトラグ」の2種類があります。
ハードラグ | ある日突然プロジェクトが消え去る |
ソフトラグ | 運営の発信、メンバーが徐々に減り自然消滅 |
どちらも最初から詐欺目的だったのか、途中で事情があったのかはわかりません。
しかし、これでは応援してくれる人をガッカリさせてしまいます。



ラグ(絨毯)プル(引っ張る)が語源
対策方法
- 信頼感あるファウンダー(創設者)、インフルエンサーのプロジェクトで購入
- 運営メンバーをチェック
- 大金を投じない(NFTの購入は一点のみ)
無名プロジェクトが詐欺かどうかを見分けるのは不可能。
失ってもいい金額でNFTを購入する、が最善策です。
仕事依頼から偽サイトへ誘導
クリエイターへの仕事依頼を装った詐欺もあります。
なんかNFT詐欺被害増えてるらしいっすね
— おにぎりまん⛩🍙⛩️onigiriman1998.eth (@onigiriman1998) March 3, 2022
知らない人から送られてくるファイルは開いちゃダメですよ
「ラフ描いたorプロジェクトの詳細書いたからファイルで送るね」って言われたら「スクショして送ってくんね?」で対応しましょう
※これは去年あった詐欺師と思われる人物とのやりとり pic.twitter.com/vEDwyi3DaR
「プロジェクトの詳細はファイルで送るから開いて確認して」と言われたら注意。
ファイルにウィルスが仕込まれており、ハッキングされる可能性が高いです。
対策方法
- 見知らぬファイルが送られてきても開かない
- 見知らぬURLに誘導されてもアクセスしない
見知らぬ人から送られてくるNFT関連のDMは、すべて詐欺とお考えください。
見知らぬNFTが送られてくる
見知らぬ人から送付されるNFTアートにも注意してください。


上記の画像は僕に送られてきた謎NFTです。
画像を「Hidden(隠れた)」から「unhide(再表示)」にするだけでハッキングされることも。
対策方法
- 画像をクリックしない
- バーン(完全削除)する
触らなければ害はないので、NFTが送付されても放置しましょう。
どうしても削除したいときはバーンするといいですよ。
フリーWi-Fiからハッキング
公共のフリーWi-Fiを使用すると、ウォレットがハッキングされることもあります。
というのも、無線通信の内容を傍受するソフトがあるから。
【WiFi利用の注意】
— KIMOTO / グラフィックデザイナー (@gra_design7) February 11, 2021
コワーキングスペースやカフェで、お店が指定したWiFi名と同じ名前のWiFiが『もう1つ』出てきたら要注意です。
海外では【悪魔の双子】と呼ばれており、悪意のある者が発信している偽物WiFiである可能性があります。
そこに接続すると情報傍受リスクがあるのでご注意を⚠️ pic.twitter.com/HyakZfrrw5
万が一、ウォレット情報を傍受されたら、仮想通貨やNFTはすべて盗まれる可能性が高いです。
対策方法
- ウォレットを開くときはフリーWi-Fiを使わない
- VPNを利用する
ウォレットを触るのは自宅など安全な場所に限定しましょう。
NFT詐欺にあわないためのポイント
NFT詐欺にあわないためのポイントは4つです。
- 英文は翻訳
- ウォレットは分ける
- 用途別に端末を分ける
- シークレットリカバリーフレーズは教えない
英文は翻訳
NFTの取引をする際に表示される英文は、翻訳しチェックしましょう。
何も考えずポチポチしているとウォレットをハッキングされます。
#CTD ハッキングでCNPが盗まれまくりました。
— 🍺 ikehaya (@IHayato) October 31, 2022
これが盗難時のトランザクションです。
【SetApprovalForAll】があることがわかると思います(小さいけど……)。
ミントサイトでSetApprovalForAllが求められることは、通常ありません!高確率で詐欺です。 pic.twitter.com/X3qW2nG0lw
「SetApprovalForAll(すべての人に承認を与える)」
上記画像の場合は、ウォレット操作の権限を詐欺師に承認してしまった例です。
このような失敗をしないためにも、「DeepL」などのツールで英文は毎回翻訳し、意味を理解してからアクションしましょう。
ウォレットは分ける
ウォレットを「保管用」「取引用」の2つに分けるといいですよ。
万が一ハッキング被害あってもダメージを最小限に抑えられます。
しばらく売買する予定のないNFTや高額なNFTは、「取引用」から「保管用」ウォレットに移動しておきましょう。
用途別に端末を分ける
ウォレットの用途別に端末を分けるとハッキングリスクを軽減できます。
- 取引用ウォレット接続…PC
- 保管用ウォレット接続…スマホ
- ミントサイト接続…タブレット
少々面倒ですが、万全を期すなら端末も分けましょう。
シークレットリカバリーフレーズは教えない
MetaMaskのシークレットリカバリーフレーズを誰にも教えてはいけません。
詐欺師に教えてしまった場合、パスワードが再設定されウォレット内の資産がすべて盗まれます。


シークレットリカバリーフレーズは「銀行口座の暗証番号」のようなものです。
ただし再発行できないため、紙にメモを取り大切に保管してください。
NFT詐欺に関するよくある質問
最後に、NFT詐欺に関するよくある質問をまとめておきます。
- NFTの安全な保管方法は?
- NFT詐欺にあったらどうすればいい?
- NFTは「ネズミ講」ですか?
NFTの安全な保管方法は?
NFTの最も安全な保管方法は「ハードウェアウォレット」に保管することです。
オフラインで保管できるためハッキングされる心配なく、仮想通貨やNFTを安全に守れます。
最も有名なのはLedger社が提供する「Ledger Nano S Plus」
より安全に資産を管理したい、という方はお試しください。
NFT詐欺にあったらどうすればいい?
- 残っている仮想通貨やNFTを別のウォレットに移動
- ウォレットで行った接続を解除(リボーク)
詐欺にあった時点で上記の手続きをすれば、それ以上被害が拡大することはありません。
NFTは「ネズミ講」ですか?
NFTはネズミ講ではありません。
理由
- 商品が存在する
- デジタルデータの唯一性を証明
- 紹介しても利益にならない
- 大企業の参入
- 日本政府も注目
- 将来性がある
まとめ|NFTの詐欺事例と対策方法
今回は、NFTの詐欺事例と対策方法をまとめました。
- 英文は翻訳
- ウォレットは分ける
- 端末を分ける
- シークレットリカバリーフレーズは教えない
詐欺の手口を知っていれば騙される可能性は低いです。
すこしでも「怪しい」と感じたら、公式サイトをチェックしましょう。
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