NFTのアローリストって何? ホワイトリストとは違うの?
このような悩みを解決します。
NFTのAL(以下アローリスト)とは「優先購入権」のことです。
アローリスト保有者は一般販売前のNFTを、プレセール(事前販売)で安く購入可能。
前半ではアローリストの概要や入手方法について紹介し、後半では当選後の流れや注意点について解説します。
この記事を読めば、NFTのアローリストをいち早くゲットできるようになりますよ!
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NFTのAL(アローリスト)とは
前述の通り、NFTのAL(アローリスト)は「優先購入権」のこと。
あなたのウォレットアドレスがアローリストに登録されていると、パブリックセール前(一般販売)のプレセール(事前販売)に参加できます。
プレセールでは一般販売に比べ、NFTを格安で購入できます。
初値で購入しOpenSeaで転売すれば大きな利益を得ることも。
ただし、アローリストには限りがあり誰でも入手できるわけではありません。
獲得方法はNFTコレクションにより異なるため、日々の情報収集がカギとなります。
アローリストとホワイトリストの違い
結論から言うと、アローリストとホワイトリストは同じ意味です。
2022年、日本では優先購入権を「アローリスト」と呼称する前、「ホワイトリスト」と呼んでいました。
名称が変わったのは理由があります。
アローリストが使われ始めた理由
アローリストが使われ始めた理由は、「ホワイトリスト」という言葉が人種差別を喚起する表現のためです。
背景にはBlack Lives Matter(BLM)という、人種差別抗議運動があります。
2020年5月、アメリカのミネソタ州でアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが、白人警察官に暴行され亡くなった事件は記憶に新しいですね。
こうしたなか、差別的と思われる表現を避ける動きが、世界中の大企業を中心に進んでいるのです。
参考記事
AL(アローリスト)の入手方法
続いて、アローリストの入手方法を解説します。
- TwitterのGiveaway企画に参加
- NFTプロジェクトのDiscordに参加
- 特定のNFTを保有
TwitterのGiveaway企画に参加
最もメジャーなのが、Twitterで開催されるGiveaway(ギブアウェイ)企画に参加すること。
GiveawayはNFTプロジェクやクリエイターが、作品の認知向上のために実施します。
また、運営者だけでなく作品のファンが行うことも。
自身のフォロワー増加、作品認知の向上、受け取った側も嬉しいと三方良しになるからです。
僕も以前Giveawayしてみました。
㊗️バー忍記念!
— エイタ@コイン部ログ (@et_kjwr) July 29, 2022
CNPJ #NFTGiveaway
やってみたかったギブアェイ😀
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🐰応募条件
☑︎フォロー@ujuuna999 @et_kjwr
☑︎RT&❤️
☑︎ リプにコメントで当選確率2倍⚡️
🐰〆切
7月31日(日) 23時59分
🐰当選発表
8月1日(月)#CNP #CNPJ #バー忍 pic.twitter.com/6P5PkIsDbN
Giveaway企画は「特定ユーザーのフォロー」&「いいね」を参加条件にすることが多いです。
Twitterで「#Giveaway」と検索するとさまざまな企画がでてくるので、まずは一度参加してみましょう。
NFTプロジェクトのDiscordに参加
Discordとはテキストのチャットツールのこと。(「5ちゃんねる」のようなもの)
大人数でのやりとりに適しているため、NFTプロジェクトはDiscordでコミュニティを形成します。
Discordに参加し、NFTプロジェクトに貢献するとアローリストをもらえる確率UP!
- Discord内で一定以上の発言をする
- 誰かの悩み、困りごとを解決する
- Discord内の企画に参加する
とはいえ、アローリスト獲得のためだけに活動するのはやめましょう。
本来、同じNFTプロジェクトに好意ある人達がワイワイ楽しむ空間です。
「一緒にプロジェクトを盛り上げたい」という気持ちで参加しましょう。
特定のNFTを保有
特定のNFTを保有していると、アローリスト配布の対象になることが多いです。
例えば、上記画像では「CNPC」がCNPホルダーにアローリストを配布。
理由は、簡単に言うと「ご近所付き合い」みたいなもの。
CNPCの場合は、「CNPつながりの仲間」という理由もあるでしょう。
「ホルダーを選別したい」という運営側の意図も
特定のNFTの文化に共感したり、同じホルダーに保有してほしいというアローリストを配布する側の意図もあります。
- ALで入手したNFTはガチホ
- 格安ミント
- ギブの精神
- クリエイターに最大限のリスペクトを
要は、「CNPホルダーはお行儀がいいので、自分たちのNFTもお行儀のいい人たちに保有してほしい」ということ。
そんなわけで、特定のNFTを保有していると、アローリストをもらえる可能性は増えるわけです。
【体験談】アローリストの受け取り方・当選後の流れ
それでは、実際にアローリストの受け取り方から当選後の流れまで見てみましょう。
今回はCNP Charm(CNPC)を例に解説します。
- 情報を入手
- 抽選に参加
- 抽選結果を確認
- 専用サイトでNFTをミント
情報を入手
TwitterでCNPCの情報が目にとまり、Discordを見てみるとCNPホルダー向けに優先購入権(アローリスト)を配布していました。
1/ #昨日のNinjaDAO
— DANKU|12時からスペース出ます! (@DANKU_mj) December 30, 2022
ーーーー
⭐️CNPC 優先購入権の確認ができるサイト公開⭐️
✅リリース日
1/2(AL確定ミント)
1/3(AL保有者で早押し、1/2で完売した場合はなし)
✅発行点数 5555
✅価 格 0.001ETH
✅盗難防止機能搭載
✅絵柄変更機能搭載
確認サイトは次↓ #CNPC pic.twitter.com/CBT7lJcGUg
抽選に参加
さっそくアローリストの抽選に参加します。(僕はCNPを1枚保有)
Ninja DAO→「cnpc-優先購入権」→「CNP1枚以上ホルダー」のURLをタップ。
アローリストの抽選サイトが表示されたら、「Connect」をタップしTwitterやメタマスクと接続。
「Register(登録)」をタップします。
抽選に参加できました。
抽選結果を確認
プレセール(事前販売)日が近づくと、アローリストの抽選結果を調べられるサイトが案内されます。
⛩優先購入権の確認サイトがオープンしました。
— 【公式】CNPC|CryptoNinja Partners Charm (@CNP_Charm) December 30, 2022
⛩AL Checker is now available. Please visit us through our official WEB site.
⛩公式サイトからお越しください!https://t.co/HeKQmqQE7y#CNPC pic.twitter.com/xbDHajrBVV
案内通り、アローリストの確認サイトを開きましょう。
この際、安全を考慮しTwitterに貼られるリンクではなく、Ninja DAO内からリンクを開いてください。
ウォレットアドレスを入力し「AL数を検索」をタップ。
すると、あなたが獲得できるアローリストの枚数が表示されます。
専用サイトでNFTをミント
プレセール当日、公式からアナウンスがあります。(Ninja DAOで事前に公表も)
⛩本日はCNPC発売日です!
— 【公式】CNPC|CryptoNinja Partners Charm (@CNP_Charm) January 2, 2023
Discordでミントサイトをご案内しております!https://t.co/PeQcKmIunS
CNPC Channel➡ #🏭mint-site#CNPC pic.twitter.com/dI5SPnpp4H
「Ninja DAO」→「CNPC」→「mint-site」→ミントサイトのURLをタップ。
ミントサイトが表示されたら「接続」をタップし、メタマスクと連携します。
メタマスクが立ち上がるので「次へ」→「接続」とタップ。
「MINT」をタップします。
メタマスクが再度立ち上がり、合計金額を表示してくれます。
問題なければ「確認」をタップします。
ミント完了!
OpenSeaで自分のプロフィールページを見ると、CNPCのNFTがミントされていますね。
ちなみに、ミント直後はNFTがうまく表示されません。
そんなときは画面右上「…」→「Refresh metadata」をタップ。
バッチリ表示されました。
アローリストの受け取り方・当選後の流れは以上です。
AL(アローリスト)に関する注意点
次に、アローリストに関する注意点をチェック。
- 公式情報か確認
- 獲得条件を確認
- シークレットリカバリーフレーズは他言無用
公式情報か確認
アローリストの情報は公式からなのか確認しましょう。
というのも、公式を装った詐欺が横行しているから。
🚨⛩ ご注意 ⛩🚨
— 【公式】CNPC|CryptoNinja Partners Charm (@CNP_Charm) December 28, 2022
⚡Opensea&TwitterにCNPCの偽アカウントが複数発生しています。
⚡ミントサイトと公式OpenSeaアカウントはNinjaDAO内のDiscordで発表します。
⚡Twitterではミントサイトを公表しません。詐欺が横行していますので皆様ご注意お願いします。#CNPC #拡散希望 #発売日は1月2日 pic.twitter.com/CO1DaLfgUm
万が一、詐欺サイトでメタマスクの署名をすると、ウォレット内のNFTや仮想通貨がすべて盗まれます。
あなたの大事な資産を守るためにも、公式情報かどうか確認しましょう。
獲得条件を確認
アローリスト獲得には、条件が課せられることもあります。
条件を満たしていない場合、アローリストは獲得できません。
NFTプロジェクトのTwitterやDiscordで、アローリストの獲得条件を確認しておきましょう。
シークレットリカバリーフレーズは他言無用
メタマスクのシークレットリカバリーフレーズは銀行口座の鍵のようなもの。
決して誰にも教えないでください。
NFTプロジェクト側が、あなたのシークレットリカバリーフレーズを聞いてくることはありません。
万が一、詐欺師に教えた場合、あなたのウォレット内のNFTや仮想通貨はすべて盗まれてしまいます。
シークレットリカバリーフレーズの取り扱いにはご注意ください。
よくある質問
最後に、アローリストのよくある質問をまとめておきます。
費用はかかりますか?
ミントサイトからの費用は「NFT作品の価格」+「ガス代(イーサリアム使用の手数料)」です。
なお、ガス代は利用者数により変動します。
例えば、数万人が同時にNFTのミントを行ったりするケースです。
通常は数百円ほどで十分でしょう。
ミントしたらすぐ転売してもいいですか?
構いません。
数百円でミントしたNFTが数万円、数十万円で売れるのがNFTです。
一方、ミントしたNFTを保有し続けることで得られるインセンティブもあります。
NFTプロジェクトのDiscord参加権になっていることも。
メリット・デメリットをよく考え、転売するかどうか判断することをおすすめします。
アローリストの探し方は?
アローリストの探し方は主に2つ。
- オンラインサロンに参加
手っ取り早いのはTwitterで「#AL」「#Giveaway」で検索すること。
国内外問わず大小さまざまなNFTプロジェクトが見つかります。
特定のオンラインサロンに参加するのも有効。
例えば、CryptoNinjaファウンダーのイケハヤさんが運営する仮想通貨のオンラインサロン「ICL」では、多くのALが配布されています。
✅#ICL 参加者に配布されたWL
— わたる|3年限定フリーランス (@akiba5296) November 13, 2022
・CNP(56万円)
・CNPJ(12万円)
・ASAGI(8千円)
・WAFUKU(9千円)
・LGB(7.5万円)
・HAG(3千円)
・KAMIYO(1.2万円)
・TAG(2.7万円)
✅#CNP 保有者に配布されたWL
・CNPJ(12万円)
・VLCNP(1.4万円)
・APP(32万円)
・TAG(2.7万円)
・NounishCNP(7.3万円)
無料ならTwitterで、資金に余裕があればオンラインサロンに加入するといいでしょう。
まとめ:AL(アローリスト)とは優先購入権
今回は、NFTのAL(アローリスト)やホワイトリストとの違い・入手方法を解説しました。
- アローリストとは優先購入権のこと
- 人種差別を避ける意味で「ホワイトリスト」と呼ばなくなった
- ALの情報はTwitterやDiscordで入手できる
- 費用はNFTの価格+ガス代(手数料)
- 詐欺が多いので注意
アローリストを獲得すれば、将来有望なNFTを格安で購入できます。
さらに、購入したNFTを保有し続けることで、他プロジェクトのアローリストが配布される可能性も。
まずはTwitterやDiscordで、興味のあるNFTプロジェクトを探してみてはいかがでしょうか。
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