メタマスクの秘密鍵でアカウントをインポートする方法

このような疑問にお答えします。

ややこしそうですが大丈夫。

手順通りに進めれば1分でできますよ！

前半では「秘密鍵」や「アカウントのインポート方法」について解説し、後半では「注意点」や「よくある質問」を紹介。

この記事を読み終えるころには、アカウントのインポートが自由にできるようになります。

メタマスクの秘密鍵とは

用語	説明
ウォレット（MetaMask本体）	お財布のこと
アカウント（ウォレットアドレス）	お財布の「小銭入れ」のようなもの
シークレットリカバリーフレーズ	ウォレットを管理する鍵
秘密鍵	アカウントを管理する鍵

メタマスクの秘密鍵とは、アカウントごとに割り当てられる64文字の英数字のこと。

アカウントを別のウォレットに移動（インポート）するときのみ必要になります。

秘密鍵とシークレットリカバリーフレーズの違い

シークレットリカバリーフレーズはウォレットごとに1つ発行。

一方、秘密鍵はアカウントごとにいくつも発行されます。

仮想通貨やNFTの取引で、秘密鍵の入力を求められることはありません。

メタマスクの秘密鍵を確認する方法

メタマスクの秘密鍵を確認する方法を解説します。

スマホ｜秘密鍵の確認方法

MetaMaskのスマホアプリを開きます。

メニュー→設定

セキュリティとプライバシー→秘密鍵を表示

パスワード入力→次へ→長押しして秘密鍵を表示

秘密鍵が表示されます。

PC｜秘密鍵の確認方法

Google ChromeでMetaMaskを立ち上げます。

メニュー→アカウントの詳細

Show private key→パスワード入力→確認

秘密鍵が表示されます。

メタマスクの秘密鍵でアカウントをインポートする方法

メタマスクの秘密鍵でアカウントをインポートする方法です。

追加したいアカウントの秘密鍵は、あらかじめ準備しておきましょう。

スマホ｜アカウントのインポート方法

アカウントを追加するメタマスクを開きます。

メニュー→アカウント名

アカウントのインポート→秘密鍵を貼り付けインポート

アカウントがインポートされました。

PC｜アカウントのインポート方法

アカウントを追加するメタマスクを開きます。

アイコン→アカウントをインポート

秘密鍵を貼り付け→インポート

アイコンをタップし「インポート済み」と表示されればOK！

メタマスクの秘密鍵に関する注意点

メタマスクの秘密鍵に関する注意点は5つ。

クラウド上で管理しない

秘密鍵はクラウド上で管理しないほうがいいです。

というのも、クラウドサービスがハッキングされると盗まれる可能性があるから。

紙にメモするなど、オフラインで管理するといいでしょう。

他人に教えない

秘密鍵を他人に教えると、メタマスク内の仮想通貨やNFTが盗まれる可能性があります。

SNS上ではもちろん、リアルでも他人に教えてはいけません。

フリーWi-Fiに接続してメタマスクを利用しない

公共施設やカフェのフリーWi-Fiに接続し、メタマスクを利用するのはやめましょう。

なぜなら、ハッキングリスクがあるから。

フリーWi-Fiは暗号化されていないことが多く、ハッキングされやすい環境です。

メタマスクを接続するのは自宅など安全な場所で。

さまざまな詐欺に注意

メタマスク内の資産を狙ったさまざまな詐欺に注意してください。

怪しいサイトに接続しない

怪しいサイトに接続すると、メタマスクがハッキングされ資産を盗まれる可能性があります。

万が一、怪しいサイトに接続してしまったらリボーク（取り消し）しましょう。

メタマスクの秘密鍵に関するよくある質問

最後に、メタマスクの秘密鍵に関するよくある質問をまとめておきます。

メタマスクの秘密鍵でインポートできないときは？

秘密鍵を間違えて入力している可能性があります。

再度、秘密鍵を確認しコピー・ペーストしてください。

再発行・変更することはできますか？

できません。

メタマスクで自動発行されているからです。

最適な保存場所はありますか？

紙媒体や外付けHD、USBメモリなどオフラインで保存できる場所がおすすめです。

盗まれたらどうすればいいですか？

新アカウントを作成し、速やかに資産を移動させましょう。

まとめ｜メタマスクの秘密鍵でアカウントをインポートする方法

今回は、メタマスクの秘密鍵でアカウントをインポートする方法をまとめました。

手順通りに進めれば、秘密鍵でアカウントをかんたんにインポートできます。

万が一に備え、一度は練習しておきましょう。