
仮想通貨やNFTでよく見るRevoke(リボーク)って何?
メタマスクではどうやるの?
このような疑問にお答えします。
仮想通貨やNFTにおけるリボークとは、メタマスク(ウォレット)の操作権限を取り消すこと
はじめに、リボークの意味をくわしく解説し、次に「注意点」や「やり方」を紹介。
この記事を読めば、迷わずリボークできるようになりますよ!


取引所からメタマスクへ送金すると1,000円ほど手数料が発生します。
※コインチェック・ビットフライヤーは0.005ETH(約1,250円)
GMOコインならメタマスクへの送金手数料が無料!
\ 最短10分 /
仮想通貨におけるRevoke(リボーク)の意味
仮想通貨やNFTにおけるリボークの意味は、メタマスク(ウォレット)の操作権限を取り消すことを指します。
OpenSeaとメタマスクを初めて接続するとき、「Accept and sign(承諾と署名)」をタップしますよね。


そして、メタマスクが起動し「署名」すると、OpenSea上でNFTを売買できるようになります。





OpenSeaにメタマスクの操作権限を与えた、ということ
この署名、承認の取り消しがリボークです。
万が一、アクセスしたのが詐欺サイトだった場合、メタマスク内の資産はすべて盗まれるでしょう。
そういった詐欺、盗難から資産を守るためにリボークが使用されます。
リボークの注意点
リボークの注意点は3つあります。
- リボークのタイミング
- ガス代がかかる
- 接続解除とリボークは違う
リボークのタイミング
定期的にリボークしましょう。
というのも、承認したWEBサイトをすべて覚えておくのは困難だから。
こんなサービス・プロジェクトには注意
- すでに終了している
- 運営開始したばかり
- 知名度が低い
- コミュニティが存在しない
「怪しいサイトだな」と感じたら、すぐリボークするといいですよ。
ガス代がかかる
1回リボークするごとにガス代(手数料)が数百円かかります。


ガス代はブロックチェーン利用者数により上下するため、定額ではありません。
「高いな」と感じたら、時間をおいてからリボークしましょう。
接続解除とリボークは違う


OpenSeaでNFTアートを出品している場合、接続解除とリボークの違いは上記画像のようになります。
- 接続解除=ログアウト状態、出品は継続
- リボーク=接続も出品も解除
メタマスクと接続したサイトを完全に切り離すには、リボークするしかありません。
リボークのやり方をメタマスクで解説
それでは、「Revoke.cash」と「Etherscan」を使ったリボークのやり方を解説します。
スマホで行いますが、手順はPCでも同じです。
Revoke.cash
スマホからメタマスクアプリを開きます。
ブラウザ→「Revoke.cash」と入力




開始する→MetaMask




接続→リボークする対象を選択。




「無制限(またはUnlimitedと表示)」となっている項目がリボーク可能です。
取り消す(Revoke)→ガス代をチェックし確認




【許可(allowances)】の項目で、対象に「許可がありません」と表示されればOK





「Revoke.cash」を使ってリボークする方法は以上
Etherscan(イーサスキャン)
次に、「Etherscan」を使ったリボークのやり方を解説します。
メタマスクアプリ→ブラウザ→「etherscan」と入力




メニュー→More→Token Approvals




Connect to Web3→OK




MetaMask→接続




リボークする対象を選択→Revoke(リボーク)




ERC-20(仮想通貨/トークン)、ERC-721(NFT)、ERC-1155(NFT)|ブロックチェーン規格の種類
Revoke→承認




「No Token Approvals found for the address.(アドレスにトークン承認が見つかりません)」と表示されればOK


リボークしたのに「No Token…」が表示されないときは、再度メニュー→More→Token Approvalsと繰り返してください。
すると、「No Token…」と表示されるはずです。



「Etherscan」を使ってリボークする方法は以上
- Polygon:Polygonscan
- BSC:BscScan
- Avalanche:SNOWTRANCE
まとめ|リボークのやり方をメタマスクで解説
今回は、「Revoke.cash」と「Etherscan」を使ったリボークのやり方を解説しました。
- リボークとは、メタマスク(ウォレット)の操作権限を取り消すこと
- 定期的にリボークすると安心
- 毎回、数百円のガス代がかかる
- 接続解除とリボークは違う
仮想通貨やNFTの取引を安全に楽しむためにも、定期的にリボークしましょう。
わからないことがあれば僕のブログやTwitter、インスタのDMで聞いてくださいね!
取引所からメタマスクへ送金すると1,000円ほど手数料が発生します。
※コインチェック・ビットフライヤーは0.005ETH(約1,250円)
GMOコインならメタマスクへの送金手数料が無料!
送金手数料で損したくない方はGMOコインがおすすめ。
\ 最短10分 /