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【OpenSea】黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説

2023年2月27日

OpenSeaで見る黒・赤・紫イーサ(ETH)ってどう違うの?

このような疑問にお答えします。

それぞれの使用用途

  • 黒イーサ(ETH)…通常の売買、ガス代の支払い
  • 赤イーサ(WETH)…オークション入札、オファー
  • 紫イーサ(ETH)…ポリゴン作品の購入

上記のように、OpenSeaにおけるイーサの役割はそれぞれ異なります。

はじめに黒・赤・紫イーサの概要を紹介し、次にそれぞれの詳細を解説。

記事を読み終えるころには、OpenSeaでイーサを自由に使いこなせるようになりますよ!

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なお、NFTアートの売買には仮想通貨イーサリアム(ETH)が必要です。

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黒・赤・紫イーサ(ETH)とは

OpenSeaのウォレット

OpenSeaではコレクション、作品ごとで黒・赤・紫イーサ(ETH)に分かれています。

ブロックチェーンの種類を見分けやすいよう表示しているわけです。

通貨の価値はすべて同じ。

色分けはOpenSea独自のもので、「黒・赤・紫イーサ」という名称の暗号資産はありません。

エイタ

赤・紫イーサが作られた理由は「ガス代を安くする」「処理速度を上げるため」

比較表

黒・赤・紫イーサの違いは以下のとおりです。

黒ETH赤ETH紫ETH
ブロックチェーンEthereumEthereumPolygon
ネットワークEthereumEthereumPolygon
規格EtherERC-20ERC-20
入手方法仮想通貨取引所OpenSeaまたは別の場所でETHからスワップOpenSeaまたは別の場所でETHからブリッジ
使用用途・固定価格の売買
・ダッチオークション
・ガス代
・オークション入札
・オファー購入
・Polygonネットワークの作品購入
・オファー購入
取引量多い多い少ない
ユーザー数多い多い少ない
アイテム数多い多い少ない
処理速度ふつう速い速い
手数料高い安い安い
日本円へ換金不可不可

「黒イーサ」から「赤・紫イーサ」に変換する際に、ガス代が数十円〜数百円かかります。

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黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説

それでは、OpenSeaにおける黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを見てみましょう。

黒イーサ(ETH)

ETHの特徴
名称ETH(イーサ)
ブロックチェーンEthereum
ネットワークEthereum
規格Ether
入手方法仮想通貨取引所
使用用途・固定価格の売買
・ダッチオークション
・ガス代
取引量多い
ユーザー数多い
アイテム数多い
処理速度ふつう
手数料高い
日本円へ換金

ETH(イーサ)はEthereumネットワーク上の基軸通貨。

時価総額は第2位(出典:CoinMarketCap)、ビットコインに次ぐ暗号資産です。

OpenSeaではNFT売買の決済や、ガス代(手数料)の支払いに用いられています。

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赤イーサ(WETH)

「WETHとは」図解
名称WETH(ラップドイーサ)
ブロックチェーンEthereum
ネットワークEthereum
規格ERC-20
入手方法OpenSeaまたは別の場所でETHからスワップ
使用用途・オークション入札
・オファー購入
取引量多い
ユーザー数多い
アイテム数多い
処理速度速い
手数料安い
日本円へ換金不可

「WETH」はWrapped ETH(ラップドイーサ)の略称で、その名の通りイーサリアムブロックチェーン上で包まれたイーサリアムのこと。

1ETH=1WETHです。

価値は同じなのに赤イーサにする理由は、黒イーサがイーサリアムネットワーク上の規格「ERC-20」に対応していないから。

ERC-20とは

ERC-20はイーサリアムブロックチェーンにおける共通規格。

ERC-20同士のトークンには互換性があり、DEX(分散型取引所)で容易に交換できます。

ETHをWETHにする理由

黒イーサ(ETH)から赤イーサ(WETH)に変換する理由は2つ。

  • ETHよりガス代(手数料)が安い
  • トランザクションの処理速度が速い

WETHを使用することで手数料を抑え、混雑を避けることができます。

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紫イーサ(ETH on Polygon)

「紫イーサとは」図解
名称ETH on Polygon
ブロックチェーンPolygon
ネットワークPolygon
規格ERC-20
入手方法OpenSeaまたは別の場所でETHからブリッジ
使用用途・Polygonネットワークの作品購入
・オファー購入
取引量少ない
ユーザー数少ない
アイテム数少ない
処理速度速い
手数料安い
日本円へ換金不可

「ETH on Polygon」はPolygonブロックチェーン上で包まれたイーサリアムのこと。

1ETHの価値は同じです。

紫イーサに変換する理由は、両者のネットワークが異なるため。

黒イーサはPolygonネットワーク上では使用できません。

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よくある質問

最後に、黒・赤・紫イーサに関するよくある質問をまとめておきます。

黒・赤・紫イーサの価値は同じ?

はい。

黒・赤・紫イーサの価値はすべて同じです。

赤イーサ・紫イーサは日本円に換金できる?

できません。

日本円に換金できるのは黒イーサ(ETH)のみです。

赤イーサや紫イーサのまま送金手続きをすると最悪の場合、二度と戻ってきませんのでご注意を。

黒イーサから赤イーサ・紫イーサにメタマスクで変換できる?

赤イーサ(WETH)へ変換できますが、紫イーサ(ETH on Polygon)にはできません。

黒イーサから紫イーサへ変換するには、OpenSeaや別の場所でブリッジする必要があります。

まとめ:黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説

今回は、黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いをまとめました。

使用用途

  • 黒イーサ(ETH)…通常の売買、ガス代の支払い
  • 赤イーサ(WETH)…オークション入札、オファー
  • 紫イーサ(ETH)…ポリゴン作品の購入

イーサ3種類の違いがわかったあなたは、OpenSeaでNFTを自由に売買できるはず。

たとえすぐ理解できなくても、OpenSeaを利用していれば自然と覚えます。

OpenSeaでNFTを買ってみたい、という方は「OpenSea(オープンシー)のNFTアート購入方法」からご覧ください。

なお、NFTを売買するには仮想通貨イーサリアム(ETH)が必要です。

すぐ売買しなくても、イーサリアムだけは準備しておきましょう。

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エイタ

アラフォーブロガー。2014年にブログ開始、2018年にフリーランスへ。月間30〜50万円稼ぐトレンドまとめサイト・家事代行ブログを運営(ただし消耗中)。さらに効率よく稼ぎたいので仮想通貨ブログ開始。暗号資産投資は2021年11月から。仮想通貨ブログの稼ぎ方、投資運用レポートを発信。時間とお金、心にゆとりがほしい人の参考になれば幸いです。

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