【OpenSea】黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説

記事内にプロモーションを含む場合があります
黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説
初心者さん

OpenSeaで見る黒・赤・紫イーサ(ETH)ってどう違うの?

このような疑問にお答えします。

それぞれの使用用途

  • 黒イーサ(ETH)…通常の売買、ガス代の支払い
  • 赤イーサ(WETH)…オークション入札、オファー
  • 紫イーサ(ETH)…ポリゴン作品の購入

上記のように、OpenSeaにおけるイーサの役割はそれぞれ異なります。

はじめに黒・赤・紫イーサの概要を紹介し、次にそれぞれの詳細を解説。

記事を読み終えるころには、OpenSeaでイーサを自由に使いこなせるようになりますよ!

プロフィールカード
送金手数料で損してませんか?

取引所からメタマスクへ送金すると1,000円ほど手数料が発生します。

※コインチェック・ビットフライヤーは0.005ETH(約1,250円)

GMOコインならメタマスクへの送金手数料が無料!

\ 最短10分 /

目次

黒・赤・紫イーサ(ETH)とは

OpenSeaのウォレット

OpenSeaではコレクション、作品ごとで黒・赤・紫イーサ(ETH)に分かれています。

ブロックチェーンの種類を見分けやすいよう表示しているわけです。

通貨の価値はすべて同じ。

色分けはOpenSea独自のもので、「黒・赤・紫イーサ」という名称の暗号資産はありません。

エイタ

赤・紫イーサが作られた理由は「ガス代を安くする」「処理速度を上げるため」

比較表

黒・赤・紫イーサの違いは以下のとおりです。

スクロールできます
黒ETH赤ETH紫ETH
ブロックチェーンEthereumEthereumPolygon
ネットワークEthereumEthereumPolygon
規格EtherERC-20ERC-20
入手方法仮想通貨取引所OpenSeaまたは別の場所でETHからスワップOpenSeaまたは別の場所でETHからブリッジ
使用用途固定価格の売買
ダッチオークション
ガス代
オークション入札
オファー購入
Polygonネットワークの作品購入
オファー購入
取引量多い多い少ない
ユーザー数多い多い少ない
アイテム数多い多い少ない
処理速度ふつう速い速い
手数料高い安い安い
日本円へ換金不可不可

「黒イーサ」から「赤・紫イーサ」に変換する際に、ガス代が数十円〜数百円かかります。

黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説

それでは、OpenSeaにおける黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを見てみましょう。

黒イーサ(ETH)

ETHの特徴
名称ETH(イーサ)
ブロックチェーンEthereum
ネットワークEthereum
規格Ether
入手方法仮想通貨取引所
使用用途固定価格の売買
ダッチオークション
ガス代
取引量多い
ユーザー数多い
アイテム数多い
処理速度ふつう
手数料高い
日本円へ換金

ETH(イーサ)はEthereumネットワーク上の基軸通貨。

時価総額は第2位(出典:CoinMarketCap)、ビットコインに次ぐ暗号資産です。

OpenSeaではNFT売買の決済や、ガス代(手数料)の支払いに用いられています。

赤イーサ(WETH)

「WETHとは」図解
名称WETH(ラップドイーサ)
ブロックチェーンEthereum
ネットワークEthereum
規格ERC-20
入手方法OpenSeaまたは別の場所でETHからスワップ
使用用途オークション入札
オファー購入
取引量多い
ユーザー数多い
アイテム数多い
処理速度速い
手数料安い
日本円へ換金不可

「WETH」はWrapped ETH(ラップドイーサ)の略称で、その名の通りイーサリアムブロックチェーン上で包まれたイーサリアムのこと。

1ETH=1WETHです。

価値は同じなのに赤イーサにする理由は、黒イーサがイーサリアムネットワーク上の規格「ERC-20」に対応していないから。

ERC-20とは

ERC-20はイーサリアムブロックチェーンにおける共通規格。

ERC-20同士のトークンには互換性があり、DEX(分散型取引所)で容易に交換できます。

ETHをWETHにする理由

黒イーサ(ETH)から赤イーサ(WETH)に変換する理由は2つ。

  • ETHよりガス代(手数料)が安い
  • トランザクションの処理速度が速い

WETHを使用することで手数料を抑え、混雑を避けることができます。

紫イーサ(ETH on Polygon)

「紫イーサとは」図解
名称ETH on Polygon
ブロックチェーンPolygon
ネットワークPolygon
規格ERC-20
入手方法OpenSeaまたは別の場所でETHからブリッジ
使用用途Polygonネットワークの作品購入
オファー購入
取引量少ない
ユーザー数少ない
アイテム数少ない
処理速度速い
手数料安い
日本円へ換金不可

「ETH on Polygon」はPolygonブロックチェーン上で包まれたイーサリアムのこと。

1ETHの価値は同じです。

紫イーサに変換する理由は、両者のネットワークが異なるため。

黒イーサはPolygonネットワーク上では使用できません。

よくある質問

最後に、黒・赤・紫イーサに関するよくある質問をまとめておきます。

黒・赤・紫イーサの価値は同じ?

はい。

黒・赤・紫イーサの価値はすべて同じです。

赤イーサ・紫イーサは日本円に換金できる?

できません。

日本円に換金できるのは黒イーサ(ETH)のみです。

赤イーサや紫イーサのまま送金手続きをすると最悪の場合、二度と戻ってきませんのでご注意を。

黒イーサから赤イーサ・紫イーサにメタマスクで変換できる?

赤イーサ(WETH)へ変換できますが、紫イーサ(ETH on Polygon)にはできません。

黒イーサから紫イーサへ変換するには、OpenSeaや別の場所でブリッジする必要があります。

まとめ:黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説

今回は、黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いをまとめました。

使用用途
  • 黒イーサ(ETH)…通常の売買、ガス代の支払い
  • 赤イーサ(WETH)…オークション入札、オファー
  • 紫イーサ(ETH)…ポリゴン作品の購入

イーサ3種類の違いがわかったあなたは、OpenSeaでNFTを自由に売買できるはず。

たとえすぐ理解できなくても、OpenSeaを利用していれば自然と覚えます。

OpenSeaでNFTを買ってみたい、という方は「OpenSea(オープンシー)のNFTアート購入方法」からご覧ください。

送金手数料で損してませんか?

取引所からメタマスクへ送金すると1,000円ほど手数料が発生します。

※コインチェック・ビットフライヤーは0.005ETH(約1,250円)

GMOコインならメタマスクへの送金手数料が無料!

送金手数料で損したくない方はGMOコインがおすすめ。

\ 最短10分 /

黒・赤・紫イーサ(ETH)の違いを解説

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェア!
  • URLをコピーしました!
目次